一般社団法人 嘉祥流観相学会

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故 藤木相元先生七回忌を迎えました

 平成26年(2014年)5月31日 13時26分 藤木相元先生永眠から、早いもので丸六年を迎えることとなりました。
藤木先生とご縁を頂きましたたくさんの皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 こうして七回忌を迎えられましたのも、皆さまとのご縁のおかげと心から深く感謝お礼申し上げます。本来ならば法要を行う予定でおりましたが、この度の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、皆さまにお集りいただく事を差し控えさせて頂きました。つきましては先日、日本橋小伝馬町、高野山真言宗準別格本山「大安楽寺」の中山弘之住職のもと、七回忌の法要を済ませてまいりましたことをご報告させていただきます。

 この度のコロナ感染による「緊急事態宣言」が49日間で全解除されましたが、私たちは新しい時代を迎えることとなり、このタイミングにて藤木先生の七回忌を迎えられました事にも大変大きな意味があり、先生が最後の最期に残されましたメッセージが蘇ってまいりました。

世界は変わったか
      日本は変わったか
         文化文明は変わったか…

 感染症の歴史は古く、人類はウイルスとの戦いを繰り返してまいりました。私たち人間も自然の一部であり、数万年のスケールでみれば感染症は人類が進化する原動力。これからは、新型コロナウイルスと共生することが新しい文化を生み出していくのですね。

 そして、パンデミックは世界を変え、日本をも変えることとなりますが、感染症は全世界が一つにならなくてはならないという平和への偉大なメッセージであったことを藤木先生が六年前のあの日に残していかれたのだと改めて心に重く響いてまいりました。

 私たちが毎日明るく楽しく笑顔で過ごせますことが何よりの先生の供養となります。
ご縁のございました皆様に心からの感謝とお礼を申し上げ、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

施主  岡 井 浄 幸