一般社団法人 嘉祥流観相学会

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2021年 ~ “いい運” は “いい縁” から ~

一般社団法人 嘉祥流観相学会 大導師 岡井 浄幸

新年あけましておめでとうございます。

観相学とは、今から1600年前「禅」の開祖である達磨大師は仏教伝来のためにインドから中国に入りましたが戦乱真っただ中の世の中不安に打ち震えている人たちに「あなたの運勢を見てあげましょう」と人の顔から運勢を観る「観相学」の出発点を見いだした事に始まります。
それはやがて禅宗と共に日本にも伝わり、平安時代には宮廷人のあいだで教養として広く知られておりました。

昨年は新型コロナウイルスがグローバル化と同じ道筋をたどり、あっと言う間に地球の隅々にまで到達し状況を一変させパンデミックが止まらず、コロナと共存するウィズコロナの時代は数年単位で続くことが予想されております。
そんな時代を迎えた私たちにとって武器になるものは何かと考えた時に、それは「教養」ではないかと言われておりますように、嘉祥流観相学の創始者である藤木相元先生は、達磨の観相術に脳科学を中心に自然科学の数々を深く広く取り入れて「観相学」を科学的方程式で説き「脳と顔と運の因果論」という学問として完成させました。

今、まさに激変する時代を生き抜くためには「新教養」として学ぶべきものが沢山あるものと思います。
私たちがいかに幸せに生きられるかと考えた時に、時は「運」に尽きると思うのです。
21世紀は男女ともに「顔が勝負する時代」であり「いい運」は人が運んで来てくれます。
「いい顔」になれば「いい縁」が得られ、その結果「いい運」に恵まれるというものです。

新年を迎え、皆様のお顔が益々光り輝く笑顔になりますことを心から願っております。

【宗教新聞 ~新春メッセージ~ 掲載分 令和三年 新年号】